体内で起こっている炎症反応の指標として用いられるのがCRPと呼ばれるパラメータであり、血液検査において確認される基本的な検査項目の一つとなっています。人の身体は外敵の侵入に対して抵抗する能力をもっており、CRPはその免疫応答の際に血中で増加する傾向がある指標です。インフルエンザに感染すると、その3日目に症状が現れ始める人が多く、その代表的なものは高熱です。高熱もまた免疫反応を効果的に起こすために人の身体が起こしている応答の一つであり、インフルエンザウィルスを退治するための身体の反応となっています。3日目になってそれが起こるのはインフルエンザウィルスが体内に侵入して増殖するまでに時間がかかり、それに対して身体が応答するまでにもう少しタイムラグがあるからです。インフルエンザと覚醒診断してタミフルを処方するかどうかというときに、高熱があるかを確認して、血液検査によって白血球数やCRPを見て診断するということが以前は行われていました。しかし、CRPが上昇しないケースや微熱しか伴わないケースも相次いでいることから現在では主流ではなくなっています。よく用いられるのは市販の迅速検査キットであり、検体を手に入れてからすぐにその場で陽性か陰性かを診断することができる便利な医療機器です。タミフルは症状が出てから48時間以内に飲み始めなければならないということもあって、すみやかに診断できる検査キットは特に有用性が増してきています。血液検査では結果が翌日になる医療機関が多く、ぎりぎりのタイミングで来院した人はタミフルを飲み始めるのが3日目になってしまうという可能性もあり、検査キットによってより早く診断できることの重要性が生きるのです。